今日は長女(長男もおりますので2人目です)の100日祝いで「お食い初め」をしました。と言っても上さんのお母さんに全部準備してもらって、自分は写真を撮るだけ。日頃、孝行もしていないのに、頼る時だけは頼ってます。
でもきっと自分が子供の時も同じ様に、おばあちゃんがやってくれたんだと思います。なので自分の孫ができたら、してあげればいいんですよね。
親孝行も大事だけど(自分はしてませんが)、もっと大事なことは自分がしてもらった事を、いかに次の世代にしてあげるかじゃないかと最近思います。
最近、社会でも実力主義とか成果主義の賛否が論議されてますが、自分も適度には必要だとは思います。でも中には勘違いして自分の成果や実力ばかりを重視し、自分の成果につながらない仕事を受け入れなかったりする人がいます。例えば後輩の指導とか。でもこれはきっと「自分がしてもらった事」を忘れているんでしょうね。誰のおかげで今の実力が身につき、成果を上げられるようになったか忘れてるんですね。それを次の世代にしてあげないと、結局自分の組織が弱くなるのに気が付かないのか、自分の事意外に興味が無いのか、悲しいことです。
「できる人ができない人に教える」、「強い者が弱い者を助ける」といった、当たり前の道徳が身についていない人が増えてるんじゃないかと、思ったりもします。
でもこれは上の話ではないですが、核家族化が2世代目に入ってきて、親子関係の中でもそういった感覚が希薄になっているのも一つの原因ではないかと思えたりもします。
昔の「大家族」というのは日本人の情緒や道徳を養う上で、非常に優れたコミュニティーだったのかもしれませんね。