シマノ鈴鹿 マスター30+ 34位

2006年から個人種目での優勝は無いので、内心それなりに結果がほしい種目
ではあったけれど、同走のチーム員2人(N西さんとS本さん)とのレース前の
ミーティングでお互いにエースを「ゆずり合い」。結局レースもエース不在のア
シストとして最強(?)の働きを3人でこなしました。もちろん結果は惨敗。ま
、これはこれでMS97らしくて楽しかったかな。

≪オープニングアタック≫
マスタークラスは、相変わらず朝が早いスタートで、昨日の疲れもびっしりと脚に残っていた。無理してまた体調を崩したくなかったけれど、結果を狙えるとのスケベ心もあり、とりあえずこれだけは出走する事に。
スタートしてシケイン登りでチーム員のS本さんがお決まりのオープニングアタック。少し引き離すが直ぐに止めて集団に戻ってきた。自分は足が重かったのでチーム員には「自分から仕掛けない」と宣言していたにも関わらず、S本さんの視線にそそのかされてスプーンの上り口から追い抜きざまにS本さんにサインを送ってのオープニングアタック第2段。これは結構決まってダンロップぐらいまでは行くが、さすがに集団も逃がしてはくれず、S字のくだりで吸収される。

≪追走集団をコントロール
S字で捕まった後に、カウンター気味に3名の逃げが決まり集団はしばし容認。常に見える距離なので自分達もしばらくは集団前方でお休み。でも誰も積極的に先頭を引かないのでジリジリと逃げとの距離が開いていた。3周目に入りそろそろ限界なので先頭に出て追い始める。するとS本さんもN西さんも上がってきて、シケインの登りから3人で集団を引きまくる。裏ストレートでは50km/h近くまで上げ、チームTT並みのローテーション。途中鷹組のギャルソネさんも手伝ってくれて、ほぼ吸収できる距離まで近づいてくる。ここまでくれば後は集団に任せても自然に吸収してくれるのだが、S本さんが最後まで引っ張りつづけて何かを言って下がっていった。後で聞くと「後は任せました〜」との事であった。(エースゆずり合いその1)

≪MS97トレイン、でも一人だけ≫
そんなこととも知らずにレース前の約束通り「400mから早掛け」し、MS97トレインでダブルエース(のばすだった)のS本さんかN西さんをアシストするために集団前方に位置取り。もちろん昨日の疲れとそれまでの集団コントロールで400mも脚がもつわけないので気分はボーネンのためのステーグマンス。牽くだけ牽いてエースの優勝の後ろでバンザイする予定だったが・・・。コース取りも悪くインコースから急勾配で駆け始めたので全く迫力無し。しかもN西さんは直前の選手の斜行で加速できず。S本さんにいたっては「後は任せた〜」の時点でいなくなっていました。
結局、当然の如く馬群に沈んで最後は腰を下ろしてのんびりゴール。

ま、こんなレースもMS97らしくていいかな。レースを作った自己満足で結構楽しかったです。