往路40km(LSD)、復路20km(LSD)、今月1231km、今年3724km:乾燥重量70.4kg

昨日の夜、最後まで見るつもりで結局寝てしまって見れなかった「世界選手権ロード」を、朝錬前にご飯を食べながら見た。
今回は、久しぶりに心から感動するレースを見た気がする。今年のグランツールは正直残念な結果に終わっているため、よりベッティーニの優勝は感動させられた。(録画でまだ結果を見てない皆さん、ゴメンナサイ。)


もともとベッティーニは最も好きな選手の一人。自ら引いたり逃げを打ってレースを作り、その上でゴール勝負もできる「最強」の選手だと思う。
今回の世界選手権もまさにそのベッティーニのスタイルそのもののレース運び。もちろんイタリアチームの動きもものすごく、厚みのあるアタックは迫力満点だった。
しかしそれ以上に今日のベッティーニは本当に強かった。正直この展開でマキュアンボーネンなどのピュアスプリンターがゴール前だけで勝つのは納得いかないと思っていたら、最後はツァベルバルベルデを含む4人に絞られた。この時点でなんとなくベッティーニが勝つのではないかとの予感はしたが、実際にツァベルをかわしてトップでゴールした瞬間は「つえー!!ベッティーニ」と朝から叫んでしまった。
ゴール後に臆面もなく喜ぶベッティーニの姿も普段のグランツールでは見られない光景。見ているこっちまで涙が出そうだった。


体格こそ違え、ベッティーニのようなレースができる選手になりたいと思う。幸い身近にホビーレース界のベッティーニと呼べる人もいる。少しでも近づきたいと強く思います。