本日26km

今日は朝から東京出張。でもどうしてもドグマに乗りたくて1時間ほどの朝錬をした。振動吸収性とハンドリング、そして一番楽しみな加速性を確認したかった。
コースは八風8kmコースを使用。振動吸収性は306から八風の悪路の登りで大体分かる。ハンドリングは県森の下りで確認。そして加速性は鈴鹿台の10m道路でスプリントしてみた。
まず振動吸収性であるが、これは快適の一言に尽きる。ONDAフォーク&シートステイが細かい振動を消してくれるのはもちろんのこと、マグネシウムの減衰性が効くのか、TREKでは結構ビンビンと鋭く伝わってきたのが、グニャンといった感じで一呼吸遅れて届く感じで、体にもやわらかく感じる。フルカーボンとはまた一味違った快適性です。
次にハンドリングですが、これは本当に秀逸。まず何は無くとも直進安定性が抜群。(これは愛三工業の選手も語っている。)さらにコーナーリングも格別。特にいいのが「大きくバンクさせなくても曲がる」というか、「余分に倒れこまない」というか、自転車の方からバランスを取ってくれる感じがある。ハンドリングが悪いバイクは、妙味オーバーステアで少し倒すと変に切れ込んだり、逆に狙った以上に倒れこんでしまうがアンダーステアで曲がらなかったりするが、ドグマのハンドリングは「重厚にして素直」と評したい。


そして最後の加速性であるが、これが実は一番意外な結果だった。
結論からするとペタッキからイメージするパワーライディングに向いていると思っていたが、僕も感想としてはトルク型(パワー型)と言うよりは回転型の加速に適していると思う。トルクをかけてグイグイ加速しようとしても伸びはイマイチだけど、オーバーサイズBBのおかげか、回転を上げていくとBBが勝手に加速する感じでどこまでも回る感覚がある。
なのである意味トルク型ライディングの僕にはもしかして合わないかも。。。

一番ショックだったのが、3週間ほど前だったと思うけど、通勤用のアンカーでスプリント練習をしたのと同じ箇所を使ってドグマでスプリントしてみ結果、最高速はアンカーとまったく同じだったこと。正直2〜3kmは上回れると思っていただけに、かなり残念。
もちろん体調の差もあるが、加速感も正直それほどアンカーの時と感触は変わらなかった。


でも、加速感を差し置いてもメチャクチャ満足の乗りごごちである。


僕のスプリントはどちらかと言えばトルク型。ペタッキのイメージからドグマはトルク型とのイメージを持つ人は多いと思うが、僕の完走としては