TDJ四日市Aクラス

ロングスプリントからゴール前のラストスパート。

あんまりいいフォームじゃないですね。(と言うか顔がダメだな。)スプリントはまだまだ改善の余地があると、ポジティブに考えます。


ウィダーからの2週間は、ウィダー2位の余韻と仕事の繁忙さにとらわれてイマイチしっかりした練習ができず、さらに食欲は爆発して体重も2kgほど増えてしまっていた。さらにエンデューロ用に長時間キープ型の練習をしてきた反動か、スプリントやアタック力に必要なスピードの切れがかなり衰えているのを実感していたので、正直Aクラスでゴール勝負になったら厳しいだろーなーと思っていた。
チーム練習に来てくれるHC王者のM本君の初ロードレースでもあり、逃げて見たいとのリクエストに協力してあげたい気持は一杯でしたが、やっぱりAクラスにエントリーしてくるメンバーはそれほど甘くないし、コースレイアウト上も難しいとは思っていた。
レースがスタートし、1周目の登りからM本君が積極的に引くので僕も交代しながらペースを上げていくと、思ったより後ろが離れていたので、とりあえず下りも自分が引き少々逃げてみたが、やっぱりコースレイアウト上、ダラダラと長く下るため結構簡単に追いつかれてしまう。やっぱりよほど捨て身で登りアタックをしないと難しいことを再認識しながら2周目に入る。2周目の登りもM本君が積極的なので、自分も1周目よりもペースを上げて引き、1周目よりも大きな差ができた。もう一人緑ジャージの人がついてきたのでとりあえずダラダラ下りが終わるまで逃げてみるが、下りはやっぱり集団の方が分があり、下り終えた頃にはつかまってしまった。M本くんと「やっぱり厳しいね。最後の周のアスレチックの登りからが勝負かな」なんて話しながら3周目に入る。この展開ではゴール勝負にしかならんと思ったので、3周目は体力温存でおとなしくしていたかったけど、登り区間ではM本君と2人で自然に集団の先頭になってしまう。でもこの周はそれほど先行せずに下り区間は集団に吸収されて下った。いよいよ最終周回の4周目に入る。フィニッシュラインでは周回賞がかかっていたが、わざわざ靴下1足を取りに行く気にもなれないし、そもそもアタック力がないので少々遅れ気味で通過して行った。登り区間に入り、3周目までと同じ様ににM本くんと2人で先頭を引き頂上からは自分が下りを引く。最初の急な下りを引ききった後、ゴールまで半周の辺りで少し集団後方まで下げる。少々計算も入れて「アスレチックの登りで3番手ぐらいになる位置をキープして集団で足を貯めさせてもらった。計算とは違ったのはM本君が自分が下がった後も前方に残って先頭を引いて(引かされて)しまっていること。でも9番手ぐらいまで下がってしまったので声も届かない。(下がるときに一声かければよかったと後で反省)
それ以外はおおよそ予定通りアスレチックの登り手前で3番手ぐらいにつけたので、この位置をキープして最終コーナーを迎えるつもりだった。と思ったその矢先に、赤色ジャージの人がアタックをかけ5mほど先行しいった。たぶんこのまま最終コーナーぐらいまで行くのだろうと思いつつ、無理には追わずに集団で追っていると、赤ジャージの人は直ぐに下がってきた。これは少し面白いと思いカウンターアタック的に先行してみると、後ろは牽制とたぶんまた直ぐタレるだろうとの思いからかあまり積極的に追ってはこないので、「じゃあ」とばかりにテクニカルなセクションを全開で一人逃げしていく。たぶんM本君が集団を抑えてくれた効果もあり(M本くん、ありがとう)最終コーナーを曲がる時点では10mほど離れていた。あとはただただもがくのみで、10mほどの差を保ったまま単独でゴールイン。
初ロードレースの美山で失敗し、これまでも理想としつつもことごとく失敗してきたロングスプリントでの勝利は、本当に嬉しいものでした。しかもAクラスで勝てたのはかなりの自信になります。


今年は「自転車初めて以来、もっとも最低の年」と前半は思っていましたが、最終的には過去最高の結果を残せた年となりました。この要因はチームの皆がやっている朝錬やチーム練習での刺激、エンデューロでのチームプレーやブログやHPの日記に影響され、そして何は無くともそういったすばらしいチームを作ってきたリーダーの影響のおかげ以外の何者でも無いと思います。
これからもチームでいい仲間が集い、お互い刺激しながら楽しい自転車ライフを送れるように、自分も少しでも力になりたいと思います。


あ〜、今年も終わりですね〜。