内灘チームTT優勝、個人TTヤング18位、チャンピオンロード2223位、本日160km:乾燥重量71.2kg

前半戦の大きな目標の内灘チームTT。目標のAve45km/hには少し足りなかったけれど、44.7km/hでまずまずの結果。しかも1位、2位のチームがメンバー交替の手続きの不備か何かでDNF。タナボタ優勝のおまけ付きでした。チームTTで力を出し切ったので、個人TTはもちろん上げ切れず。なんとかかんとかAve40km/hを確保して18位。そしてすでに売り切れた脚で望んだチャンピオンロードはスプリンター達のアシストのため逃げを潰すために先頭引きまくり。水曜周回練仲間のI上さんが6位入賞してくれたので、とっても満足。(ゴール前は何にも貢献してませんが)自分は順位にもそれなりに色気を出していたけど、落車の影響もあり残りの脚も無く、流してメイン集団ゴールとなりました。
そんな種目は無いけれど、何気に内灘3レースをステージレースとしたら、もしかして総合優勝かも?キングオブ内灘かな?

【チームTT】
シーズン初めから目標としていた内灘チームTT。目指すはAve45km/hオーバーでの優勝&打倒チームHかる。しかし先週のチームTT練では不甲斐無い結果となり、かなりのプレッシャーでレースを迎えた。しかも土曜日は昼からアルコール着きパーティーの後、12時に四日市出発のハードスケジュール。(S本さん、本当に運転ありがとうございました。)
現地で前泊のリーダーと合流し、三本ローラーでは負荷が軽すぎるため一緒にコースでアップに出かける。木、金、土とかなり休養したつもりが、朝から結構脚は重たい。かなり不安だったが、弱気になるといけないので「本番になれば大丈夫」といつもの根拠の無い自信で自分を支える。そんな自分の調子を見越してリーダーは3番手にしてくれた。1番手を勤められなかったのは申し訳ないが、やっぱり序盤のペース作りが下手な自分としてはありがたい。
いよいよスタートだが、なんと我がチームは1番スタート。何も目標が無いが、女子チームが先行スタートなので、それは結構なモチベーションになった。
スタートはクリートに少々手間取ったが、直ぐに4人揃ってGOの掛け声。リーダーがいつもながら上手に45km/hぐらいまで加速して一定ペースで田んぼ区間を引いて行く。このペースなら結構楽に着いていけるので、まずは安心。畳コーナーをクリアしてS本さんに交替。風向きが微妙の区間のせいか思ったよりもS本さんは加速しない。(後で聞いたら、わざとペースを落としてくれていたらしい。さすが。)きつそうに見えたので「交替しますか」と声をかけS字クランク手前で交替。もちろん自分は調子悪いので去年みたいに急激な加速は無し。43km/hぐらいで一定で引く。堤防区間の終わり頃にきつくなったのでリーダーに交替要請。結構な向かい風区間を43km/hぐらいで引いてくれる。向かい風区間半分過ぎでS本さんに交替。ほぼ同じペースで引いている。さすが。最終右コーナー手前で先頭交替しコーナー手前の登りで少々スピードダウンしてしまう。しばらく横風区間を引きリーダーに交替。追い風区間に入るまで長めにリーダーが引いてくれる。追い風区間からS本さんに交替するけど、追い風区間は自分が得意なので自然に先頭に出て47km/h程度で引く。1コーナー手前でリーダーに交替してもらい、スタート地点ではまだスタート待ちの集団の右をすり抜ける。そのまま結構長めにリーダーが引いてくれる。悪いとは思いつつ、今まで一緒に走ってきた経験から、これぐらいならリーダーも最後まで持つのは分かっているので、Ave確保のためにも甘える。畳コーナーの前でS本さんに先頭交替。2周目に入り俄然調子が出てきたようでいいペースで引いてくれる。そのまま高速で畳コーナーに入っていくが、コーナー苦手なS本さんにしてはいいペースで突っ込むな〜と思いながら後ろに着いていくと、S本さんがオーバーラン気味で急減速。慌てて僕も急減速し、逆ハン当てながら接触オーバーランは避ける。若干ロスしたけれど大きな怪我にはならずそのまま加速。落ちたペースを回復するため自分が先頭に出る。しかし結構脚に来ているので、S字クランクのだいぶ手前でリーダーに交替してもらう。S字クランクでは遅いチームが2つぐらい引っかかり少々大回り。3番手の自分はオーバーランしそうで少々慌てていた。そのまま向かい風区間の序盤まで長めにリーダーに引いてもらいS本さんに交替。少し長めに引いてもらい橋を超えたあたりでで自分が前に。しかし最終コーナー手前の登り基調でペースダウン。思わず交替要請を出して後ろに下がる。さらにコーナーできつくなった勾配で「ちょっと待って」の泣きを入れ、ホームストレッチに何とか千切れずに入らせてもらう。
そこからはまたまたリーダーに横風区間を45km/h程度で長めに引いてもらい、S本さんに替わっても同じ程度をキープ。リーダーから「粘って、粘って」の声がかかる中、きつそうなS本さんを見て自分が先頭にしばらく45km/hをキープし自分的にはしばらく「粘る」が追い風区間まで持ちこたえられなかった。すかさずリーダー先頭に出て追い風区間の始まり。47km/hぐらいまでペースアップ。残り2kmぐらいでS本さんに交替47km/hをキープ。直ぐに自分も先頭に出て48km/hぐらいまで上げる。しかし長続きせず後はリーダー頼み。リーダーが先頭に出て直ぐに50km/hまで上げる。そしてどんどん加速していくのに何とかかんとか着いて行き最後は少し緩めてもらってのゴール。最高速度は55km/hをマークしていた。手元の計測でも44km/hをクリアしていたので、まずまずの結果。しかしリザルトが出ると1位はチームHで47km/hオーバー。正直世界が違うとへこんだし、もっときつかったのがチームHのセカンドチームに負けていたこと。しかし、何があったのか詳細は知らないけれど、2チームとも失格となり繰上げ優勝。タナボタでも久しぶりの優勝はうれしいです。

【個人TTヤング】
ヤングというには既にきつい年齢だがなぜかヤング。チームTTで既に右足ふくらはぎがつり気味なのでもちろん追い込めるはずは無い。軽めに流してAve40km/h目標かな〜、なんて思ってましたが、40km/hキープなんてメチャクチャ頑張らんとダメでした。チームTT出場者は個人だけのエントリーの後でスタート。リーダーの前での出走なので、直ぐに追い着いてもらって少々引いてもらおうかと思っていたけど、直ぐに追い着かれるのは予定通りでしたが、引いてもらう暇も無く一瞬で抜き去られました。でもこれは想定の範囲内なのでしばらくリーダーを視界に捕らえつつ粘るも、向かい風区間では朝のアップ時と同じ程度の速度の36km/hまで落ちてしまう。でも腐らずに追い風区間だけを頼りに頑張る。そんあこんなしているうちに既に3人をパス。追い風区間手間で4人目をパスして、追い風区間では47km/hまで上げる。最後はもがこうかと思ったけれど、チャンピオンもあるしそのままのペースでゴール。手元の計測では40km/hに届かなかったけれど、リザルトでは40.4km/hと納得の結果。個人TTは自分のレベルが良く分かり、いい経験になりました。

チャンピオンロード
もう何も残ってない状態でのマスドレースのスタート。招待選手としてアイサンとスワコの一流選手が2人走ってくれるそうだ。元気ならアイサンの選手に絡んでみたかったが、すでに無理そう(弱気)。
スタートから結構なハイペース。1周目はアップもかねて大人しく集団中盤でやり過ごす。追い風区間で前方に上がり最終コーナーを立ち上がると招待選手の2人スルスルト上がっていく。とりあえず後ろについて上がって行き「元気ならこのままついていくのにな〜」と思ってやり過ごすと、やっぱり2人でエスケープ。それほぼ強烈な加速ではなかったけれど、その前に負い足を使っていたBマークが追えないので徐々に差が開く。ま、順位に関係のない招待選手だから良いかと僕も逃げを容認した。でもその後に何人かがアタックして逃げていく。Bマークも一人で招待選手を追いかけたらしく相当長い時間追い脚を使ったようだ。自分はきつかったので逃げを容認ししばらく風下で休むことに。3周目に入り徐々に追撃集団はペースアップ。この頃からなぜか追撃ローテの中心になる。3周目は適当に引く程度だったが、4周目には相当な時間を引く。オープン参加のスワコのチームメイトがうまく先頭に割り込み、3人程度のローテになるのでさすがに自分も限界。集団に「スワコの前に人数入れんとダメだぞ〜」と掛け声をかけ何人かが手伝ってくれて徐々に追い上げる。最終周回に入ると「20秒差」との声が聞こえた。すると先頭に3名の逃げが見えた。「良し捕らえた」とこの時点で自分の仕事は終わり。オープン参加の2人もレースを壊さないように、恐らく引くのを止めてくれたんだろう。Wジャックの前Gさんにも助けられながら逃げの3人を吸収したあとはしばし休憩。最終コーナーの前にI上さんに「ラスト500m全力で」と声掛けし、「着いてきてください」といわれたけれど、自分はゴール勝負するつもりはないので「ゴール手前までは休んでいてください」と返し、横風区間も先頭に出て何度かできる逃げを潰していく。スワコの抑え役もアタックするが、ここは確実に潰す。その後耕運機がアタックしたのでO村くんと思い「強いから逃がすなよ〜」と集団に指示。しかし下がりながらもう一人の耕運機を発見、間違いに気付く。集団がアシストの逃げを潰すために脚を使ったその瞬間に残り1.5kmでO村くんがアタック。自分もその他の逃げつぶし組みも脚はなく。その他大勢のスプリンター達が前に出てくるが誰もO村くんを追わない。それでも追いつくのかと思って集団前方につけているが、O村くんのアタックは強力ですでに無理。ゴール勝負には興味が無かったけれど、自分もそれなりの位置に着けてチャンスがあれば集団の頭を取ろうと思っていたけれど、ゴール前300mほどで右前の選手が急な針路変更をしようとして濡れた路面で滑って落者。それを避けるのに脚を止めたのでスプリントもヤメ。あしも無かったけれど後は流して集団ゴール。

逃げ勝ったO村くん以外は集団ゴールなので同タイムのはず。それなら3レース総合では自分がトップかも、なんて思いながらひさしぶりに楽しいレースをできたことに満足、満足。
でも集団の頭を取った汁ベストさんも3種目出たらしい。リザルトが発表されたらチェックしなければ。