シマノ鈴鹿1日目

オープン4 5位
チームTT 15位
最高速チャレンジ 17位(45.3km/h)

本当に辛かった8月の絶不調から何とか復活でき、本当に楽しいレースをすることができました。いろいろ心配をおかけしましたが、9月からは秋に向けて「絶好調」とブログにも書けるように上げて行きたいと思います。


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【棄権すべきかの葛藤】
8月はオーバートレーニングからの回復のためほとんど練習ができなかった。お盆休みを頂点にして本当に酷い状態で、鈴鹿前のウィークデーになってようやく歩行にも力が入る様になってきていた。しかし練習もできていないし、鈴鹿のような刺激の強いレースにでて、また同じ状況になったら元も子も無いので、出場を回避してマイペースの練習とするべきか、最後の最後まで非常に悩んだ。最終的に木曜日の通勤BIKEの感じが思ったより良かったので、変な疲れを感じたら直ぐに止める事を前提に出場する事に決めた。

【レース前】
オープン4は7時台のスタートなので3時起きで4時現地入りを目指して出発。車でパンなどを取りながら4時過ぎに到着。ピットではS本さんが前日の21時に家を出て場所取りをしていてくれた。自分が出場を迷っていたので、S本さんに負担をかけてしまいました。本当にありがとうございます。
陣営を準備していると予報どおりの雨が降り出す。受付などを済ませて6時過ぎから三本ローラーでアップを始め、ある程度上がったところで雨の鈴鹿初体験のS本さんとコースへ試走へ。2人で3周ほど走るが、今シーズンに感じたことが無いくらいの脚の軽さ。しっかり休んだのが効いたようだ。あと、例のドーピング(酸素カプセル)も相当効いている。正直「これならやれる」との手ごたえを感じた。

【オープン4、高校生とオープニングアタック】
そして土砂降りの中、オープン4がスタート。久しぶりに思いっきり走れる嬉しさと、今シーズン感じたことの無い脚の軽さの気持ちよさから気持は乗っている。スタートは少しクリートを拾い損ねて遅れるが、直ぐに先頭近くに。するとS本さんがスルスルと先頭まで上がっていく。さすが。それにつられるように、また高まる気持につられるがままシケインを全開で登りオープニングアタック。広島の高校生も着いてきて2人で軽い逃げができるが高校生はちょっと迷っていったん止めてからまた着いてきた。集団とは10mほどはなれたが、もちろん本気で逃げる気もないので、しばらく二人で回して様子を見る。案の定スプーンを終えたあたりで追いつかれ集団に戻る。

【バルバの逃げ】
集団内でも脚には余裕があるので、棄権回避の意味も込めて先頭10番手ぐらいをキープ。そうこうしているうちにバルバの選手と(たぶん)ミソノイの選手の2人逃げが決まりかけている。人数をそろえているバルバの選手が集団先頭を抑えようと前に入ってくるが、さすがにこのクラスの選手は良く分かっていて、そうはさせないようにバルバの選手にどんどん人が上がってくる。その動きを見たので、自ら逃げを追う必要もないと判断し、集団前方で自然にローテーに入る。逃げの2人は頑張っているがそれほど差が開く様子も無いので、しばらく集団も泳がせていく。

【位置取りは成功、しかし仕掛けが遅かった】
最終周回に入って逃げも吸収。2人以外にもトラクターの元気者がアタックしていたらしいが、それは見逃していたけど、結局彼も吸収しスプリント合戦になることが決定。
昨年の反省からかなり早めに前方に位置取りしていく、ダンロップでは10〜15番手ほどにあげ、S字の下りでもラインが空いていたので左からスルスルト前に位置取り、1コーナー手前で7、8番手。ここから全開でスプリント・・・、と行きたいところだけれど、マークする選手がイマイチはっきりしていなかったことと、前のクラスの集団が左右に20人ずつ広がっていて危険を感じたことから少し仕掛けが遅れ、前の選手達のスプリントに合わせてスプリント開始。脚の調子も良くスピードも乗り2番手ほど上げるが、集団を掻き分けてスプリントでコースも無く、全開に持っていけずじまいで5番手でゴール。反省としてはもう少し早めに自分から仕掛けて2、3番手まで上がっておくべきだったかな。でも、終始レース中、気持ちよく加速できる感覚を久しぶりに楽しめました。