伊豆半島1周185km:乾燥重量73.0kg


「甘くないオレ」になりたかったので、雨を押して伊豆半島へ。

しかし今日のオレはどちらかというと…、


オレ、甘くな〜い?って感じでした。

まずは最初の計画がすでに甘く、適当に箱根あたりから1周できると思って芦ノ湖に公園に行くけど、ここってめちゃくちゃ標高高い。こんな天気じゃ最初の下りで凍えてしまうと、慌てて熱海まで移動。
しかも箱根に着く直前にボトルを忘れていることが判明。準備が甘い。
熱海で一応スポーツ店を探すけど、もちろん全く見つからないしそもそもまだ8時半。やってるわけなく考え甘い。
しかも熱海には車停めるとこなんて全くなし。甘い。
そうこうしているうちに伊東まで来てなんとかスーパーの駐車場に停められた。しかしこの時点で9時半。これから伊豆半島を一周しようなんて全く考えが甘かったです。

ボトルはなんとかポカリの1L版がぴったりのサイズで代用できた。でも毎回キャップを外さなきゃいけないので、めんどうったらない。

雨の中を走り始めると40kmほど行ったころから晴れてきた。

目に入る風景も「あま〜い!」と叫びたくなる最高の開放感。



80km弱で半島最南端に到着。
先端までは強風すぎて怖くて行けませんでした。


前回の房総半島とは違って伊豆半島は海岸線を走っても平坦区間はほとんど無し。こんな感じのアップダウンが延々と続きます。


無数の峠と無数の岬を見ましたが、中にはこんなのもありました。
廻りには「あま〜〜い」カップルがたくさんいて、レーパンのオレは少し場違い。

そそくさと退散し、国道を北上。本当は修善寺に直行せず海岸線にこだわろうと思っていたけど、すこし進行が遅いのでショートカットするつもりで国道で内陸部を直線的に北上することに。
しかしこの判断が「甘かった」です。
修善寺温泉に向かうまでの峠は、本日最長の本格的な峠。距離10km以上あり標高差も結構ありました。

そして日本CSCを過ぎる頃には17時をを過ぎて暗くなり始める。おそらくあと10km以内だと思うけど、途中にもう一つ峠があるはずで、その峠しだいでは1時間以上かかるかもと不安になりながら最後の県道19号線を進むと、3km程度で峠に到着。
おもわず「よっしゃー」と叫んでしまったけれど、ここからがさらに難関。
真っ暗闇を本日最長の下りで斜度もキツメ。気温も低く凍えながらなんとか下り終えると18時。

もちろん真っ暗。

無計画でこんな悪天候での1周企画は、やぱり「オレ、甘かった」です。


その後は近くの道の駅にある温泉で体を癒し、桜エビとシラスのかき揚げで腹を満たして帰りました。

でも楽しかったから、またこよっと。