JPT伊吹山ヒルクライム 84位/103人 62km - Ｃｙｃｌｅ_Like

晴れて？プロツアーのデビューを果たしました。

Photo by 豊福さん。（ありがとうございます。）

と言っても初戦はヒルクライム。自分の力では勝負とか何とかってレベルではないので、本日の目標は3つ。
「完走ポイントの獲得」「自己ベストの更新」「ひろみさんに勝つ」
難易度は1つ目から3つ目にかけて上がってます（笑）

結果は53分06秒の84位。
2つ目までの目標は達成しましたが、3つ目は達成できず。昨年末のMS97納会での誓いが既に破れました。
あと、自己ベストとは言え内容はかなりダメダメで、正直いい走りをしたとは言えない結果でした。ヒルクライムで力を出すには、まだ色々と課題がありますね。
チームのための最低限の貢献である完走ポイントは何とか貰えたようで「一安心」って、ヒルクライムレースはリタイヤ以外は完走させてもらえるんですよね。

今年の本当のチャレンジは、ロードレースでの完走ポイント獲得。
5年前に止まった時間を取り戻すぞ！

レース内容は簡単に、、、

今日は家から1時間の会場で13時スタートなのでかなり余裕を持って自宅を出発。
10時には着きそうなのでゆっくり安全運転と思っていたら、のり平から電話で「駐車場はいれましたか？」って、よくよく聞くと入場できずに大変な事になっているとか。とりあえず何時もの練習コースの裏側からのアプローチなので会場までは何なく到着も反対車線は凄いことに。中畑監督の指示でとりあえず僕の車をJPT優先エリアに止めることに。
何とか中畑監督の車も到着し、チームのみんなが来るまでにイソイソと陣営の設営を。のり平がチーム員でもないのにめちゃめちゃ働いてくれてあっという間に陣地完成。

軽量化を済ましてから受付に行くも、さすがに今シーズン初レースなのもあり、受付もなかなか進まない。見かねたシルベストの店長が手伝いだしてからはかなりスムーズに。さすがですね。

そんなこんなで11時30分からアップ開始。
じっくりと40分かけてアップできたけど、スロースターターの僕にはこれでも少なかったかも。

岩月さんと一緒にスタート地点に移動。サインを済ませてスタートを待ちます。森本っちゃんとスタート前に世間話をして緊張はほぐれたものの、周りのメンバーは明らかに自分よりも数段上。でもそんなところでスタートできることを光栄と思ってスタートの合図を待ちます。

いよいよスタート。スタート直後は道が1車線に規制されていてかなり細い。そのためこのクラスの選手でもハスって落車しています。そんなのに巻き込まれたのか森本っちゃんも「あ〜」と声をあげてコースアウト。後で聞いたらチェーン切れとか。

そして先頭集団はほとんどゴールスプリントかと思う勢いで登り始めています。もちろんそんなペースに着いて行けるわけもないので1kmも行かないあたりでマイペースに戻します。それでも周りには普段なら絶対に一緒の位置では走っていない登りに強い方ばかり。チームの岩月さんも登りはかなり強いのですが、今年は冬場のトラブルで少し出遅れ気味なのか、同じあたりで一緒に走っています。
小さなパックができそうだったので着いて行くと、岩月さんは少しきつそうで少し下げていました。
自分もきつくないと言い聞かせながらもやっぱり体は嘘をつけないのか、３ｋｍ地点ぐらいから呼吸が荒くなり脚にも酸素が回ってない感じで全くペースをつかめなくなります。
ここ最近は登りでこうならない走り方をできるようになったと思っていたんですが、やっぱ本番に弱いです。
その後は苦手の１５分までダメダメ。パックからも遅れ斜度がきつくなるところでは明らかに普段よりもスピードを乗せられません。そんなこんなしているうちにペースを取り戻した岩月さんに抜かれます。ほとんど後ろに付けずにしばらくしてかなり遠くにやっと見えるぐらいに。

その後は何時ものペースに戻るのを願ってひたすら耐えるだけ。
すると４０分過ぎからなぜか脚が回せるようになってきて、E1上位選手で昨年の熊野で知り合ったDENSOの広瀬さんの後ろにしばらく付けてペースアップ。するとだんだん岩月さんの姿が大きくなってきて、ラスト１ｋｍで何とか追いつきほぼ同じタイムでゴール。
オーベスト時代から岩月さんを見ていて、一緒に練習もさせてもらって年代的にも近くて、僕の身近な目標の選手です。
本来の岩月さんの登りの力では僕は全くかなわないはずですが、今日は本当の意味でいい目標にして頑張れました。
これからロードレースも一緒に出ることがあると思いますが、P1のロードレースで何度も完走している岩月さんはやっぱり憧れ。
これからも目標にして頑張ります。

さ、来週は白浜でチームＴＴ。
今年の僕にとっては一番の山場かも。なんとか最後まで一緒に走りたい。