JPT白浜クリテリウム予選1組 35位(予選落ち)

写真はチームTTのスタート前。

GOKISOロゴが逆さまでした。


白浜の2日目はクリテリウム。2組に分けて60名弱で30名勝ち上がりの予選がありましたが、あえなく35位で予選落ち。
でも平坦クリテならそれなりに色々できそうな事が分かり、結果の割には収穫もあったJPT初クリテでした。


内容と呼べるほどの事はありませんが、一応レースレポートも...、

1日目を終えてチーム5名で同室で宿泊。これはこれで国内トップクラスの選手の話を聞けるとっても勉強になる貴重な経験でした。
10時ごろには皆就寝モード。電気が消えた後も自分はなかなか寝付けなった。
TTTで最後まで働けなかった悔しさと、JPTで初めてのマスドスタートのクリテへの不安で頭がぐるぐるしてしまいます。そんな時な楽しくない仕事の事を考えると寝られるのですが、なかなかそれも効果がなく、たぶん日付変更線を跨ぐまではねられなかったかな。
とは言え翌日の起床6時まではそれなりに寝たのですが。

ゆっくり朝食をとった後7時半ごろにホテルを出て会場に到着。自分の予選1組は9時スタートなのでそれなりに慌てて準備開始。コースは昨日と同じく1.25kmの滑走路の直線を往復するのみ。
風は昨日と逆向きで強さも倍はある感じ。
実はコンパクトクランクのままだったので、11Tを入れたもののかなり不安。(これは結果的にも予選落ちの主要要因となりましたが。)

予選は8周で20km、30分弱。
いよいよスタート。
コース幅は十分すぎるぐらいなので全く危なさは感じない。もちろんJPTなので皆バイクコントロールが上手。まずまずの密度で集団が進むため中にいるとかなり楽。
特に向かい風区間は昨日の半分ほどかと思うぐらい遅いペースで進行する。

そのため1周目最終コーナー手前で先頭付近まで無理なく上がれてしまう。
コーナー手前で数名で少し先行。立ち上がっても集団は特に追い上げ姿勢も無かったので、となりのナルシマの選手が「いっちゃいますか?」と問いかけてきたので、「いっちゃいますか?」と答えて二人で少しペースアップ。すると森本っちゃんを含む数人がついてきて逃げ形成かとおもったら、これには直ぐに集団が反応したのかほとんど離れなかったので自分は直ぐに踏むのをやめて集団に戻ります。

その後は集団のなかを上がったり下がったりしてJPTでの走行を楽しんでみる。

そして最終周回は2コーナー立ち上がりからは強烈な追い風なので、作戦としてはコーナーに5番手以上で入り、後は追い風に乗って30位以内を確保する鉄板シナリオ。

いよいよ最終周回に入ると、さすがに1コーナーへ向けての追い風区間からペースは上がっていく。とはいえ全然無理しなくても自分も前に出られるので1コーナー時点で20番手ぐらいまで上げて行く。

折り返して向かい風区間では前に出過ぎないように、かつ囲まれて動きがとれなくならないように風下の右端をキープする。

そして2コーナーへ向けて上がっていく選手の後ろについて徐々に前へ。

2コーナーまで300m時点ぐらいで勢いよく上がっていく選手について行くとほぼ先頭まで上がってしまう。集団の前に1名先行していたので、そのままその選手のところまで行き、ここまできたら脚使わない程度に先頭のまま2コーナーに入ってもいいやと先頭にたつ。後ろからは森本っちゃんもついてきていて2コーナーに入る時点では森本っちゃんが先頭通過。

「これなら予選通過はできるかな」と気を緩めたのが間違いで、そのあとの加速を森本っちゃん含めて先行した選手について甘めにしたら、うしろから全開で加速してきた集団にあっという間に抜かれて行く。

こりゃまずいと思って加速し直すも、コンパクトの50×11ではすでに回りきった感があり、自分得意の重ギヤトルク加速はできず、そのまま加速しきれずにゴール。
冷静に順位を予測するとおそらく35位〜40位ぐらいで予選落ち。

ダメだーと思ってアナウンスを聞いていると、やっぱり30位には入っていませんでした。

そしてリザルトを確認するとぴったり35位。

やってしまいました。


そのあとは決勝まで4時間以上あったので、同じく予選落ちした森本っちゃんと一緒に白浜サイクリング。
適度なアップダウンと空港までの5分程度の登りがあり、翌週の群馬に向けていい練習コースでしたが、復活モードの森本っちゃんについて行くだけで、レースよりもきつくて地獄を見ました(笑)。
またまた次のレースに向けて不安増大です。


決勝はチームから5名が残っていたので、自分もスペアタイヤを持ってスタッフ業務。
1コーナーで待機します。

すると中盤から高岡さんが作戦通り逃げに乗り、最大45秒程度のアドバンテージ。
逃げ集団にタイムギャップを伝えたりしながら、高岡さんのカッコイイ走りに感動。

スプリントエースの脚をためるためにも大事な逃げであるし、一時期はもしかしたら逃げ切るのかと思わせる差をつけていました。


結局集団も逃げを許さず、最後は吸収されてスプリント。

スプリントエースの小室さんは最終周回に逃げにも乗ったらしく、それでも7位を確保。

ホント、凄いチームです。