JPT第1戦 宇都宮クリテリウム 48位/120名 67km

国内チャンピオンチームの宇都宮ブリッツェンの地元での開幕。
自転車レース文化の浸透を感じる本当にたくさんの観客と魅せる演出で、これがプロの大会なんだと思える、素晴らしい大会でした。

JPTの昨年ランキング10位以上のトップPチームは、レース前にステージ上でチームプレゼンテーションもあり、僕までこんな所に登らせてもらいました。(感動)


そしてレースの結果は、我がイナーメチームとしては奇跡的な快挙となりました。
皿屋さん2位、龍くん5位と並みいるプロチームに割って入っての表彰台&上位入賞。
またそこに至るプロセスも、山Pが終盤に引き上げ役をちゃんとこなし、宣言通り高岡さんが龍くんをリードアウトするなど、展開としても他のチームに負けないもの。改めて高岡さんの偉大さを感じたレースでもありました。
自分はレースの中ではチームに貢献できる働きはできませんでしたが、移動でスプリンターエースを疲れさせないと言った、最低限の仕事ができたので、皿屋さんの表彰台は本当に心から嬉しかったです。


さて、自分のレースは簡単に、、、


昨年のJPTシーズンは、後半に喘息をこじらせて全く走れずじまい。白浜のチームTT以外ではこれと言った仕事もできず、完走したのもヒルクライム(出走すれば完走出来ちゃいます)だけと、ロードレースやクリテでの完走は無し。

そのため、今回の最低目標はクリテリウム初完走。そして出来れば前方で中盤から後半の展開でチーム員の引き上げや、他チームの逃げつぶしなどの仕事をする事でした。

結果としては最低目標のみの達成でしたが、平坦クリテならもう少し余力がある事も感じたので、白浜や湾岸などではもう少しチームのために働きたいです。

レースはスタートから当たり前のように平均45km/h程のハイスピードで進みます。
でもコーナーもそれほどきつくないので、立ち上がり加速も1000wを超えるようなもがきは必要なし。体重をかけて脚を使わないように加速すれば十分位置を保てます。
1km強のストレートも、GOKISOホイールの恩恵もあり、後半は完全に休憩できます。
ただ、大変なのはシーズン最初で集団がまだ慣れていないのか、そこらじゅうで落車が発生。
2周目のホームストレートでは、僕の前方で落車発生。自分は何とか手前で止まれたものの、後ろから止まりきれなかった人に追突され転倒。約10名ほどが落車ストップし、イナーメも龍くん、山P、ユージさん、ポールさん、吉岡と大量にストップ。機材や体が大丈夫な他のチームの人と一緒に次の周回にニュートラリゼーションで戻ります。

その後もコーナーで1回、直線で2回、前方で落車があり、その都度集団から少し離れながらも復帰するといった事を繰り返し、いよいよ最終周回もゴール手前600mで前方で落車。そのままメイン集団と引き離されてゴール。

でもゴールの瞬間に放送が「速報で1位はイナーメ皿や選手」との情報が!
思わず「すげー!」て叫んで、チーム員の所へ。
本人は2位だったとの事で、写真判定の結果、やっぱり2位。
それでもサラリーマンレーサーの集まりであるイナーメが、2位獲得はかなりの快挙。
みんなで歓喜しながらハイタッチ。

ほんとに宇都宮まで来てよかったです。


そして片づけ終わってから昨日と同じ店で祝準優勝会。

2日間で餃子11人前食べました。

宇都宮は忘れられない町になった事は、間違いありません。