内灘TTT3位。チャンピオン 前方宙返り⇒でも無傷

今回はTTTとしては現在のMS97最強メンバーでのエントリー。個人的には優勝も視野に入れた楽しみなレース。個人ロードもエントリーしていたがメインはTTT。目標はAve43km/h以上。スタート直後は無理せずゆっくり目のペース。でもリーダーが先頭に出ると45km/hぐらいにペースアップ。さすがに上手に一定ペースで引いてもらえる。自分は最後尾スタートで、思った以上に余裕がある。これなら2周ぐらい同じペースで行けそうだと勘違いしていた。そして最初の自分の先頭が回ってくると46,7km/hまで上げるが、やっぱり長続きしない。でも45km/h程度でしばらく引く。その後は40〜45km/hぐらいで回し続けるが、2周目に入るとそれぞれに疲れが出てきて明らかにペースダウン。フライトデッキイのAve表示も1km/hほど落ちてしまう。自分もいっぱいいっぱいで先頭に出ても42〜44km/hで短い時間しか引けない。途中3人になって、長めに引こうともうもののかなりきつい。それでも3人で何とか最後の直線に。残り5km地点で間違えて「ラスト2km」と掛け声を出す。いや〜、長い2km?でした。そして最後の本当の2kmは正に地獄。使い切った足に鞭をうって3人で46〜47km/hまでペースアップ。2人はリーダーに着いていくのがやっとの状態で何とかゴールへ。目標のAve43km/hはクリアしたようだが、無風のベストコンディションから考えれば優勝は難しそうに思った。
結果はやはりオープン参加のシマノOBを除き3位。このメンバーなら十分優勝もあっただけに、ちょっと悔しい。鈴鹿までには自分もレベルアップしてTTTであのチームを上回りたい。



次は2年前、惨敗した苦い思い出のある個人ロード・チャンピオン。今年はそれなりに練習もしているし、着いていくぐらいは楽勝と思ってはいた。でもスプリントの練習は不足しているし、あくまで今後に向けたトレーニングとして、最後まで集団のペースに着いて行く事を目標にスタート。それと前回は何ちゃってアタックをして自滅したので、今回は無理せず集団に入り、チャンピオンクラスのハイレベルなゴール前の動きを勉強したかった。
スタート直前から予想より早い雨が降り出す。雨は嫌いじゃないので全く気にならないが、さすがに畑の土が舞い上がってくるのは堪えた。
1周目はかなりのゆっくりペース。アップもしてなかったのでちょうど良い。しかしゴール前の直線に入るころに15名程度の逃げ集団が形成される。ジャージを見るとバルバが2、3人入っている。メイン集団では逃げを確定させるべくバルバが6人ぐらいで先頭をがっちり抑えている。なかなかいい逃げで距離が開いていきそうだったので、逃がすまいと何人かを引き連れてバルバの前に出て集団をペースアップ。岡武さんも協力してくれてぐいぐいと逃げ集団に近づいた。30mぐらいにまで近づいた時点で、放っておいても吸収しそうになったので引くのをやめる。
それ以後は単発の少人数の逃げはできるものの、決定的な逃げはできないのでマッタリペースで面白くは無いが、集団で淡々と走る。
コーナーごとの立ち上がりもストレス無く加速できるし、結構調子もいい。
あとはゴール前の動きの中で、今の自分で何ができるか試したい。
最終5周目の最後の直線で色々位置取りを考えながら走り、ラスト1kmで強そうなメンバーがいる左へ移動。思った通り左から伸びて「これなら10位以内は堅い」と思った瞬間、右斜め前でアシストを終えて下がってきた選手に後ろから追突する形で落車が発生。悪いことにこちらに向かって左に滑ってくる。自分は路面の左一杯に位置していたので、逃げ場は無い。落車した自転車と人が近づいてきて、無理をすれば舗装路を通り抜けれたかもしれないけど、あえて安全を見て左のダート(草むら)へコースアウト。10m〜20mぐらい草の上で減速しながら最後は側溝に吸い込まれ前方宙返り。かなり減速した後だったので、自転車も人もほとんど無傷。不幸中の幸いではるけれど、せっかくなのでゴールまでの動きを見たかった。


内灘にはいい思い出がなかなかできないけど、前夜のコナさんエスコートのお店は最高の思い出になった。
レース結果に懲りずに、これからも出場したい。