名言・格言

先週、あるセミナーで久しぶりにいい言葉に出会った。
『働く』とは、『傍(ハタ)』を『楽(ラク)』にすること
であるが、まさに働くことの本質を指していると思う。自分が働くことによって、同僚や上司、部下、そしてお客さんが「楽」になるために働くんですよね。これは決して人のためだけでなく、ハタを楽にすることによって、ハタから評価されて認められることになる。人間の欲求として最も高いレベルの「自己実現の欲求」に次ぐ「承認の欲求」が満たされる訳です。でも勘違いしている「自分が、自分が」って人は多い。こういう人はより低いレベルの「生存の欲求」だけを求めているのではないだろうか?性善説と言われてもいいので、自分だけは「傍を楽にする」ために働くように気をつけたい。

ちなみに、学生時代に鬼監督にすり込まれたと言ってもいい、僕の座右の銘は、
好きこそものの上手なれ
英語を調べると、
We tend to be good at those things we like.
だそうだ。
日本語の方がしっくりくる。
これまでの短い人生経験ではあるが、自分がスポーツや知人の生き様などを通じて感じた実感としても、この言葉は間違い無い。
少なくとも、これまでのスポーツで接したライバル達も、自分より強い選手は間違いなく自分よりもその競技の好きさ加減が大きいかった。ちょと違ったジャンルとしては、学生時代のパチンコ仲間で、当時は自分よりも弱かった奴が、今ではパチプロとして生計を立てている。当時からそうだったが、プロになってからの話を聞いていても、間違いなく「好き」というエネルギーがメチャクチャ多いいのである。あのイチローもそうだが、「好き」さ加減が半端じゃないのである。
「下手の横好き」は、やっぱりそこまでのパワーが無い事の例えだと思う。
「好き」というエネルギーは、本当に大きな仕事をしてしまうんですよね。恋愛経験を思い出せば、理解できるのでは?
あの時、なんであんなこと出来た(言えた)んだろうって経験、ありませんか?