乗鞍チャンプ練135km(もちろん全力走):乾燥重量68.8kg


日本のトップ(クラスではなく間違いなくトップ)ヒルクライマー2人からのお誘いで水曜練習。日本のホビーレーサーの憧れの的である2人と一緒に練習できるなんて、この中部地方はなんていい環境なんでしょう。特に最後の二の瀬では先輩チャンプがペースをあわせてもらって、さらに後半は後ろから走りを見られていい勉強になりました。最新版チャンプも今年のテーマにあわせて確実に体を作ってきているようです。今年もライバル達の悲鳴?が聞こえてきそう。でもなにが目標かはまだ秘密かな?


練習は四日市組は自分一人だったので、てっきり少人数かと思っていたけど、いつもの超元気メンバーにエティナの精鋭達も合流し、見ただけでテンション上がりそうなメンバー。
今日のテーマは昇りで300〜350Wキープの感覚を掴むこと。昨日、REさんのブログで56ちゃんの登りの走り方をおさらいして、自分なりに真似して見て感覚を掴みたい。
集合場所までの独走区間では余り調子が良くなく「今日は着き位置でもきついかな」と思っていたのですが、このメンバーが集まると、当然のっけからとんでもないハイペースで306を北上。自分は中ほどに位置しながら徐々に調子が上がってきた。立田の登りではT井くんが元気良く登っていくけど350W維持を心がけ上げすぎないように。この距離なら350W維持も比較的楽だし、まずまずのペースで登れる。最後は余裕もあったので少しペースアップ。
ここからしばらくは平地が続くけど、今年はまだ平地のスピード練はしてないので全然先頭牽けない。元気な若者2人に任せてローテーションも飛ばしてもらう。
関が原までは最新版チャンプが新しい道を教えてくれて、ここがなかなかよい。軽いアップダウンを繰り返す車通りの少ない道で、仮想加東ロードといったところ。ここでも斜度変化に合わせてギヤチェンジして350Wを意識。下りも250W程度は踏んでみる。しかしこの辺から疲れはピークって感じ。お寺を超えたあたりからの緩い登りが続く区間では350Wに届かない。
国道に出て下り基調を一気に牧田川まで飛ばし(てもらい)、牧田川からは例の42km/hオーバーの高速巡航。しかもT井くんは42km/hで走る集団を何度も単独で抜け出していく。(恐ろしい高出力)自分はさすがに先頭に出ても直ぐに失速して40km/hも維持できません。
しばらくするとさすがにみな脚に来て、本来のこの時期のペースに戻ります。今年の実業団の話などをしながら二の瀬の麓のマルKで休憩。
すでに100km近く走ってきて、いよいよ二の瀬。最初の感謝麺緩斜面では250Wでも脚が重いので、今日は止めとくかと思ったけれど、斜度が上がってくるにつれてやる気も出て、目標の300Wの上に上げる。それでもできるだけ350W以上には上げない。そして若干斜度が緩むと300Wを切ってくるので直ぐにシフトアップして330Wぐらいまで持っていく。(恐らく、もっと慣れてくれば300Wを切る前にシフトアップしていけるはず)
この走り方をしていると、平地のスピードも上がりタイムも稼げるし、スピードがあるので次に斜度がきつくなる部分でも比較的楽になる。(頂上で先輩チャンプもそれが正解と教えてくれた。何気に嬉しい)
そして何しろ本当の意味での一定ペースになるのでタレも少ない。

結果的には前回登ったときより1分半ほど早い21分30秒程度。しかもトータールでAve300Wなのはいつもと一緒だけど、前半305W、後半295W程度と出力の変化が少なく済んでいるのが成功。
先週の蝙蝠峠はやっぱり失敗で、前半310W超なのに対して後半は285Wも出てない。

とにかく、いいメンバーに囲まれて本当にいい練習になりました。
今週は明日しか練習できないけど、悔いは無し。(なんのこっちゃ。)