呼びかけLSD練習147km(LSDなワケない)、今月360km、今年2566km:乾燥重量66.0kg(ちなみに身長は182cmです)


現役乗鞍チャンプの呼びかけでLSD。集まったのはチャンプ、オーベストのイオキベッチ(勝手にニックネームにしてごめん)、H松くんと自分の4人。いつもの爆走若者達は明日のリトルクリテのため不参加。そのため大人なLSDになると思われたが・・・、やっぱり上り坂を見ると血が燃えるロードレーサーの宿命。結構いいペースで飛ばして追い込めました。
しかも二の瀬は実力者のイオキベッチに揉んでもらって、今シーズンのベストタイム(といっても20分切れず)。HCとは思えないダンシングでの波状攻撃で何度と無くアタックをかけられ、その度に心が折れそうになるものの、出力計とにらめっこして一定ペースを守り、最後のひろあきコーナーで逆転、なんとか1着で登頂できました。
しかも帰ってから体重を量ると、
なんと「66kg」。
もちろん瞬間最大風速なのであんまり意味はないけれど、努力の結果が表れると嬉しいものですね。
そうそう、結果という意味では走行距離も「結果」であって「目標」ではありません。大事なのは何km走るかではなく、今日「何の為に」「どんな練習」をするかを決めて実行するかだと思います。そのためのメニューとして必要な距離が結果として走行距離になるんだと思います。ま、もちろん200kmのレースを走る場合は、距離乗るのも目標にはなりますけどね。

しかし、本当にこの地域はいい練習相手に恵まれて、いい練習ができます。でも東海地区は強いクラブチームが無いので、関東や関西の強豪と渡り合ってTRを走れるようなチームができるといいですね。

練習内容はこんな感じ、

集合は木曽三川に8時だったけど、さすがにきついので小島のミニストップで合流させてもらうことに。8時に家を出るものの、朝から強風で完全な向かい風。普通なら30分もかからない距離だけど、時間に間に合うか心配しながら少し飛ばす。なんとか補給食を買う時間も残して到着。
補給食はブラックサンダー×4、大樹の小枝×2、デスクの朝食×2、ランチパック×2。
最近はブラックサンダーがお気に入り。安いし美味しいし個包装でこまめに食べやすいし、そしてなんと言ってもオリンピックの体操で有名になったし。最近はビッグブラックサンダーもあるけど、これはさすがにポケットに入らない。
名古屋出発組もさすがに風の影響で少々遅れ気味との連絡が入り、ミニストップでさらにドーナッツを購入して事前に補給。ミニストップは店内で食べれるので待つのも暖かくて全然問題なし。
合流していよいよスタート。コースはこのところ毎週同じ関が原まで北上して牧田川を下り二の瀬を登る120kmほどのコース。
最初の365では30代3人20代1人の大人の走り(あれ20代2人だったっけ?)で、ゆっくり過ぎないイイペースでのLSD。このペースなら先頭牽けるので今のうちに牽いておく。そして上石津の先の先週発見した国道ショートカットコースを案内してアップダウン区間へ。
すると、やっぱり上り坂をみると皆気合が入ってしまい直ぐにメディオペースまで上がっていく。明日法事で走れない自分としては逆にありがたかったので、ペースを落とさずにいい感じで乗っからせてもらう。このへんのアップダウンは本当にロードレースの練習としては役に立ちます。
このところローラー練習で弱っているダンシング力を強化するために、できるだけ多めにダンシングも入れる。そしてメナードランド跡地の最後の丘では先頭からさらに加速して全力でダンシングして登ってみる。すると以前のアタック力を思い出した感じで、高回転で重いギヤを踏めた。「あ、この感じだ」ってのがありました。
国道の下り基調はイオキベッチの鬼牽きでなんと55km/hオーバー。一瞬でも離れたら戻れません。
そして牧田川堤防に入っても50km/hオーバーの高速ローテが継続し、自分はいい練習になるので、積極的に先頭牽いてペースを維持します。でも半分過ぎで立体交差の登りでイオキベッチから離れれしまい、そのリカバリーで疲れてしまい一旦終了。みんなも脚にきていたので、のんびりペースに落とすことに。
いつもの丸Kで小休止して二の瀬へ。
今朝の朝食前体重が67.2kgだったので、なんとなく「今日は登れるはず」なんて思っていたので、また20分切りに挑戦。緩斜面区間から300W弱でペースを作り、斜度ととものじわじわ出力も上げていく。感覚的には脚はイマイチだったけど、結構スピードは乗っている。横でH松君がなんどか並びかけるけど、今日は調子が悪いのか息遣いが荒い。その他の2人は今日はゆっくりみたいで少し離れていた。
ところが、しばらくすると後ろからアタックがかかり表れたのはH松くんではなくイオキベッチ。H松君はすでに離れて後方になっている。
さすがに切れのいいアタックだけど、今日はちょっとこだわって着いていってみるつもり。でも決してアタックにはあわせずに一定ペースキープでできるところまでやってみることに。
しばらく後ろを走っていると、ダンシングを終えた辺りでやっぱりペースが落ちている。追い着いて前に出るけど切れずに着いてくるところがやっぱり普通じゃない。そしてしばらく前を走っていると、斜度がきつくなるたびにイオキベッチのダンシングアタック。こちらも出力上限いっぱいであまり離されすぎないように着いていく。
56ちゃんのアドバイスもあり、だいぶ登りの走り方もうまくなってきたのか、今日は400Wどころか380Wのもほとんど入らず、下も300W弱程度までで抑えられた。それでもなので急激な脚の弱りは感じないので、このペースで上までいける感覚はあったので、とにかく粘るのみ。
お地蔵さんコーナーまでかれこれ4回以上のアタックを受けて、さらに最後の渾身のアタックがかかる。
もしかしたら「最後はこのまま行ききるのかな〜」と思ったけれど、ひろあきコーナー手前あたりでスピードが緩んできた。なので追い着きざまに今度はこちらがシッティングのまま350Wオーバーに入れてペースアップ。そして何とか振り切って最終コーナーを抜けて頂上緩斜面区間で加速してそのままゴール。
アタックの度に心が折れそうになったけど、久しぶりに楽しいバトルができて気持ちよかったです。ありがとね、イオキベッチさん。

出力Ave.315W(前半323W、後半307W)

頂上で東海地区の強豪クラブチームの夢などを話して、少し休憩してから下り阿下喜を過ぎてみんなとはお別れ。
それまでは元気に走れていても、一人になると弱いですね。200W出すのもやっとになり、だらだらと帰るけど、距離も負荷も少し不足気味だったので、最後に御在所RWの坂へ。16分250Wほどでのんびり登り、直ぐに折り返して帰宅。すると家族が実家の近くに買い物に出かけていたので、乳酸飛ばしも兼ねて30分ほど三本ローラー170Wぐらいでごく軽く。そのままのウェアーで乗ったけど、ある意味汗が下に落ちないのでいいかも。

そして147km走ってからの体重は66.0kg。
それでも体脂肪は11%とのこと。そろそろ簡易なものでは測れないのね。でも手で摘んだ感じとしても、まだ5kgは落とせるかも。いまはそんなに無理もしてないので、このままのペースでもう少し落としたいな。