SAメンバー練180km(サイクリンぐぅ〜?)、今月1076km、今年5056km(GO!56だ!):乾燥重量68.1kg

GWの初日の水曜日。56ちゃんの発案で伊吹山ぐるっと1周のサイクリング企画。150kmのサイクリングとの甘い誘いに気軽に参加したけれど、標高差750m距離10kmの峠に始まり、4km、4km、8kmと峠づくしの豪華フルコース。距離も最後30kmをH松くんの車で運んでもらったけどトータル180kmの超大盛。そしてなにより集まったメンバーが中部地区オールスターって感じで、最後は心臓も足も精神力も何も残ってませんでした。

本当にこれてサイクリンぐぅ〜?

でもこのコースは今までの鈴鹿山脈とは比べ物にならないぐらいのいいコース。秋までには、このコースを最後までハイペースで走りきれるようになりたい。
56ちゃん。素敵なコースをありがとう。


苦しすぎて詳細は憶えてないけど・・・、
練習内容はこんな感じ。

集まったメンバーは、56ちゃん、ハム太郎Bのダブルチャンプ。エティナからA尾くんとロングハピネスくん。オーベストから大きな岩さん。ベルダからはハム太郎B以外に番長、キングT、のり平、H松くん、自分。IキベッチとT行くんがいたら正にオールスター。

藤原の道の駅で全員集合して、いよいよサイクリングの開始。序盤こそサイクリングだけど、このメンバーではやっぱりいいペースに上がり出す。立田峠では56ちゃんが先頭で抑えてくれるけど、上りきってからの下り区間からは何時ものレースペース。のり平、キングTが積極的に前に出て、さらに大きな岩さんが高出力で引きまくる。すでに着いていくのがきつく、前には全く出れません。上石津はそこそこのペースで過ぎ、関が原の裏道アップダウンへ。ここへのアプローチで既に実は千切れていた。でも何とか復帰してアップダウン区間へ。ここではハム太郎Bが鬼引き。だれも前に出れないペースで最後まで牽き切った。
メナードランドまでの登りはアタックポイントとなり、番長、ハム太郎B、H松、大きな岩さんがヒルスプリント。もちろん絡めるはずも無く、うしろで大人しく千切れてました。
メナードランドの手前から左折して新しいコースへ。しばらくアプローチがあり奥伊吹へ向かう道もいい感じのアップダウン。奥伊吹を過ぎて右折し、しばらくするとT越峠への登りの始まり。標高差750m距離10kmとこの近辺では最大クラスでは。道も綺麗だし斜度もしらびそにそっくりだとか。これはいい坂だ。
ここでは序盤からトップヒルクライマーのハム太郎BとH松くんがいいペースを作り登っていく。しばらく後ろについていたけど、さすがに少しずつ離される。できるだけ見える範囲でがんばり登り続ける。56ちゃんはわざとペースを落としてメディオ走をしているようだ。
自分はせっかくなので全開で登ってみる。しかし登り嫌いの番長がピッタリと後ろに張り付いてくる。この人に後ろに着かれると、頂上手前でアタックされて置き去りにされる嫌なイメージが頭をめぐり疲れるので、中腹を過ぎたあたりでギヤを1枚上げてペースを上げる。すると少し離れたので見えなくなるまでペースを上げ、その後は元のペース(実際には以下)にもどして淡々と。
さすがに10kmの登りは長く、酸素も薄くなってくるのか出力はだんだん下がり300Wを維持できなくなる。そして最後の2kmほどはほとんど200W。ヘロヘロになりながら3番手で登頂。頂上の眺めも最高。
皆が揃ってから裏側に下るけど、ここは結構危険な道。砂で覆われた区間あり。グレーチングの隙間あり、裏返しになっているグレーチングありと、相当注意が必要。でもみな上手にかわして無事下山。自分は終始56ちゃんの後ろについていたけど、登りの強い選手は下りもうまい。しかも56ちゃんは安全配慮がきっちりできるので、後ろの選手は早めに危険を察知できる。大事な事だ。
国道に出て道の駅で小休止。56ちゃんとワット計の考え方や練習の話、そして子供の夜鳴きの話をしながら補給。多くのホビーレーサーがうらやましがるような豪華なシチュエーションですが、一応、子育てはこちらの方が先輩。1人目って色々気を使って大変なんだよね。
再スタートして2つめの峠へ。実はここからはほとんど記憶がありません。あまりにもきつ過ぎて意識が飛びかけてました。
たしかこんな感じということで・・・、
上り始めはやっぱりH松くんとハム太郎B、そしてここまで抑えていた56ちゃんが先行。それに大きな岩さんが追走。自分も少し遅れて追走。しばらくして大きな岩さんをパスして先頭3人に追い着きそうになったときに、56ちゃんが魂の叫びでダンシング開始。自分もつられてダンシングでペースを上げる。しばらくハイペースの3人を追走するけど、さすがにちょっとしかもちません。離れてからは反動でヘロヘロ。250W弱でフラフラ登っていると、なんと登りは専門外のA尾くんがスゴイ勢いで抜いていく。そのままA尾くんは4番手で登頂した模様。自分も5番手登頂だけど、今日の練習はここでほとんど尾張(名古屋は城でもつ)。
下って少しすると間髪入れずに揖斐高原スキー場への登り。緩めの斜度で一番きつい。たしか4番手でスキー場に到着する。
多少道に迷うが何とか最後の池田山麓の「さざれ石公園」に到着。といってもその手前の緩斜面で完全にストップ。皆をまたせて到着。
ところでここ「さざれ石公園」は君が代発祥の地らしいです。「さ〜ざ〜れ〜い〜し〜の〜、いわおとな〜りて♪」ってやつですね。本当かしら。公園には大きな岩があるそうだ。
見に行きたいと言ったら、登りなので今日は止めておこうと言う事で一致。でも次回も絶対に「こんどにしよう」と言うと思う。
そして池田山は渓流沿いの大好きなロケーション。(ブログタイトルの由来です)しか〜し、のっけから9km/hしか出ない。というか出るものは何も無い。登りは8kmあるそうだが、こでだと1時間かかる計算。しかしもうなにもできず、斜度のきついところではたちゴケしそうなスピードに。でも何とか登頂するとH松くんがパンクで自分だけが待たせたのではないので一安心。でも疲れたというよりは既に気持悪い。補給食も無くなりコンビニが待ち遠しい。
池田山は下りの方が長く、反対から登ると10kmぐらいあるのでは無いかと思う長い下りを終えると、やっとのことでコンビニ発見。この時点ですでに16時。いったい帰りは何時になるのか〜!
でも学生時代に1日10時間の合宿をした頃を思い出し、時間を気にせず贅沢に走れる喜びに浸ってました。
コンビニでカルボナーラを補給して少し復活。関ヶ原インターを過ぎて皆は牧田川から帰るのでH松くんと2人で365号で帰る。
その365号も何気にアップダウンが厳しく辛かったけど、それなりに踏めるようになっていたし、H松くんと離しながら気を紛らわしながらまずまずのペースで帰り、17時過ぎに藤原の道の駅へ。
H松くんはここに車を停めてあり、さすがにここから30km強を一人で帰る気力はなかったので、H松くんの車で家まで送ってもらうことに。200kmに乗せたかったけど、さすがにこの疲労感ではこちらが正解。
18時前に帰宅でき何とか夕食に「間に合いませんでした〜!」。でも最後のコンビニで買った「朝からバナナ」で長男を買収して事無きを得る。H松くん、遠回りしてくれてありがとね。


いや〜、しかし自転車競技を始めていらい、最高の練習仲間に恵まれているのをしみじみと感じます。

でも、このメンバーには「サイクリンぐぅ〜」の文字は絶対にありません。
「こぉー!」(エドはるみ調で)