本当にお世話になりました(青葉練ラストラン)145km:乾燥重量71.1kg

そういえばブログにまだ告知してませんでしたが、9月1日付けで三重県に帰ることとなりました。
そんな訳で今日が青葉練最後の日。
青葉隊のほとんどフルメンバー8名+ベルマーレの若者が集まってくれてちょっと涙が出そうでした。bean_cyclehorseさんに見せてあげたかったです。

みなさん、本当にありがとうございました。
こんなに素敵で、こんなに強くて、こんなに楽しい練習仲間に囲まれて東京生活を過ごすことができるなんて、来る前には思ってもみませんでした。

思い出のいっぱい詰まったコースで最後の走り。カッコ悪い姿は見せられないと少しがんばりすぎましたが、自転車人生の中でも最高クラスに楽しい練習会になりました。




昨日の富士一(後日記載予定)からご一緒いただいたmax_kozさんの家に泊めてもらい、ゆっくりと起きていつもの青葉区役所の集合場所へ。
そこには青葉ジャージが初めてみんなで集まっていて、それだけで少し泣きそうに。
今年からSynagyジャージのmuRtaさんも凛々しい黒ジャージ。
いつも集合したときに村田さんの天候や風の読み方でコースを決めてもらうのがとっても心地よかったのが思い出されます。でも今日は僕のリクエストを優先してくれて雛鶴へ向かう事に。雛鶴も去年の沖縄に向けてみんなで頑張っていたときにmuRtaさんとmax_kozさんにしがみついて体調を上げてもらった思い出のコース。去年はmax_kozさんのアタックで千切れたり、2回目はmuRtaさんにトンネル前の登りで引きちぎられたりと、苦し楽しくもがいた記憶が鮮明に残っています。

まずは青葉区役所の前で記念撮影。本当に最後なんだなとさみしいながらもみんなの気持ちがとっても嬉しい。
今日のペースはと聞かれて、「最終ステージだしシャンゼリゼステージで行きましょう」とお願い。シャンパングラス持って来るべきだったかな。
撮影が終わっていよいよ最後の青葉練がスタート。
まずは246から412を目指します。
初めて見るAOBAジャージの隊列はとってもきれい。しかもみんな大きくて目立ちます。ぱっと見では海外チームの様。

みんなで走ると246はあっと言う間で、すぐに412へ。
412の後半の登りで克兄さんが少しきつそう。今年は仕事が忙しく全然練習ができていないのにラストランに駆けつけていただいて、しかもレンタカーまで借りてきてくれたとか。本当にうれしいです。
S木兄弟には、僕が冬場の練習不足でブクブクに太っている時に三浦半島ですぐに千切れる僕にいっぱい付き合ってもらった恩は忘れません。
一緒に集団から遅れて話しながら登り、わずかばかりの恩返しにお尻を押して登頂。そのあとも相当きついはずなのに、最後までお付き合いいただき感謝に堪えません。

そのあとみんなでのんびり「やんばる坂」へ裏から登り、またまた記念撮影。
ここも去年沖縄に向けて青葉練では珍し周回練習でもがいたコースで、trek520さんが考案した名コースです。
去年は軽快に登っていくmax_kozさんとhagieさんをtrek5200さんと二人でゼイハー言いながら追いかけた思い出のコース。trek5200さんにも去年スロースタートで体調がなかなか上がらない中、練習で何度も一緒に引き合ってもらったご恩は忘れられません。
またmax_kozさんとは何故か常に隣になる不思議な縁で結ばれてました(笑)。沖縄では別々に予約したにも関わらず、行きのフライトは前後の席。帰りのフライトは隣どうし。しかも今年の群馬も偶然にも同じ宿と、不思議なシンクロをしてました。鮮烈なアタック力の持ち主で、去年も今年もいっぱいもがきあって鍛えてもらった感謝は忘れません。

やんばるを出発して同志道から雛鶴に入ります。
雛鶴はアタック解禁モードで、久しぶりのmuRtaさんとのバトルが楽しみです。でも雛鶴でこの方に勝てるイメージは全くないので、去年の様にボコボコにされる事を楽しみに(Mなものでそれが快感)ペースが上がるのを待ちます。

すると最初にアタックを仕掛けてくれたのはtrek5200さん。
ちょっとまったりしていた空気をあえて活性化しようとしてくれたんだと思います。(さすが日本一の商社の営業)。
2度ほどtrek5200さんがアタックしたのに反応してベルマーレのO森くんが強烈なアタック。これは逃がしたら本当に最後まで行かれてしまうので、ちょっと本気で追いかける。muRtaさんも少し遅れて追いついてきて3人に。max_kozさんはトイレを探していたようで参戦してきません。
3人になってすぐにまたベルマーレのO森くんがアタック。ちょっと泳がせつつも2人で追い、しばらくして吸収。
するとmuRtaさんがいよいよ本気モードでペースを上げ始める。
この人のすごいところはアタックではなくてアベレージで人を引きちぎってしまう事。いつもの通り一段ペースが上がってその勢いのまま2つ3つ丘を越えていきます。途中前に出ようとするもすぐに前を取り返されてしまいます。
5つぐらい丘をこなしてきた後の少し長めの丘でまた一段とmuRtaさんがペースアップ。でもいつもと違うのが明らかに呼吸が苦しそう。まだ半分も来てないと思いながらも、このタイミングならアタック決まりそうと息が上がってきた坂の半分ほどからアタック。これが意外なほど決まってすぐに少し先行でき、そのあともmuRtaさんの餞別の意味もあったと思うのですが、しばらく単独走。
ちょっときつくなってきたころにO森くんが後ろからすごい勢いで追いついてきた。やっぱ、ガッツと平地を踏める足があります。
そのまま置いていかれたらぷっつりと切れそうだったので、なんとかしがみついてみる。きついけれど思ったよりも着くことができ、後半戦へ。

久しぶりの雛鶴は何度も「もうトンネルだ」と思いながらも饅頭屋も出てこない。やっと饅頭やの手前と思われるころにO森くんから「まだだいぶあるんですか?」と聞かれ、2km以上はあるね〜と答えて、さらに饅頭やを超えたときにもあ「まだあるんですか?」と聞かれ「たぶん1kmはあるね」って答えた後、O森くんがアタック。さすがに着いていく足はなく見送るも、しばらくするとペースが落ちて下がってきたので、そのままこちらはペースを維持してパス。でもそこからも2kmぐらいあって、ちょっと距離を間違って教えてしまい悪いことをしたと反省しながらトンネル到着。
でも18歳の若者とのバトルは久しぶりにワクワクしました。ありがとねO森くん。頑張って強いプロツアーレーサーになってくれ。
そして最後までほんとに苦しい我慢大会をしてくれたmuRtaさん。東京に来て最初の青葉練からお付き合いいただき、本当にいろんなコースを教えてもらい、いろんな走りで鍛えてもらい、色々な知識を教えてもらったご恩はわすれられません。

折り返して饅頭屋でみんなで一服してから復路の雛鶴はノブちゃんによる撮影大会。シャンゼリゼステージばりに肩を組んでの写真撮影や、バイクカメラばりの動画撮影と、この人のバイクコントロールでなければできない撮影ばかり。ぜひ日本のプロツアーのバイクカメラをやって配信してほしい。しかも一人で運転一人で撮影です(笑)。
克兄さんと一緒に三浦で何度もお世話になり、そのきれいなフォームとテクニックにあこがれました。そしていつも明るく周りに気を配る姿に感心しました。絶対に一緒にAOBAジャージでレース出ましょう!

雛鶴復路の主役はE口さん。いつものごとく丘をいとも簡単にハイペースで上がっていきます。丘で上げあうのは出力アップには最もいい練習。この人ともっとお互いにベストな体調でもがき合いたかったです。
それに去年の8耐では同じチームで走った思い出は忘れられません。

同志道を下って途中から相模湖、津久井湖方面へ。
さすがに気温も上がってきてゆっくりと進みます。途中登りではわざと中切れしてみんなでまとまって走れるように気を付けます。
そして尾根幹に入って俄然元気を取り戻したのがm-kipさん。途中、m-kipさんを含む3名の集団から遅れてしまい、前できっついメンバーと一緒に小さくなっていくのが見えました。やっぱこの人はパンチ力がある。
間違いなく2年間で一番お世話になった一人。
特に自分が調子を落としているときに我儘なゆっくりペースの練習にいっぱい付き合ってもらった感謝は忘れません。m-kipさんとはこちらに来る前からご家族ともお付き合いがあり、これからも一緒に遊んでもらうと思います。よろしくお願いします。

そして最後に青葉区役所に帰ってくると、「これが本当に見納めなんだな〜」と、また泣きそうに。


人生の中でもこんなに幸せな練習会ができることはもうないかもしれない。
本当にみんさんお世話になりました。
ありがとうございました。

(あ、書きすぎて火曜日の送別会で話すことなくなっちゃった。(笑))