上から下から

1月は合計で1350km、23日。
距離もここ数年では最長ですが、今月は乗った日数が恐らく過去最高。
今月は意識して脚の疲労物質を抜くため、追い込み日の翌日に30分〜50分程度のL1を入れてみた結果ですが、確かにコチコチにシコリだらけになっていた脚もかなり柔らかくなったかも。

今シーズンは12月からスタートし、今までのオフトレとはかなり方針を変えて、単にL2を積み上げるのではなく、短時間高強度を取り入れてみた。

元ネタは日経新聞のランニングコラムからなのですが、速筋中のミトコンドリアは速筋を動員した運動でなければ増加しないとのことから。
30秒程度の全力走を繰り返すことで速筋中のミトコンドリアと毛細血管が増加し、速筋がいわゆる遅筋特性を有したType?-Aに変質するらしい。

2か月程度続けてみたが、確かに違いを感じています。
ヒルクラでの15分の壁もかなりマイルドになったし、ヒルクラリピートした時の落ち方も少なくなった気がします。

L2〜L3レベルで遅筋と心肺を下から持ち上げるとの同時に、速筋の変質を上から刺激を与える、上下から挟み込む感覚です。

速筋はミトコンドリアと毛細血管ができれば次のVO2maxパワーを上げるベースとなり、L2〜L3はFTPパワーを上げるベースとなり、それがぶつかってレースペースに必要なパワーと持久力が最大化されるようなイメージです。

初めての試みなので上手くいくかは分かりませんが、少なくとも何時もより1ヶ月余裕を持って調整が進んでいる感じです。